警察予備隊発足以来、任務遂行中、志半ばで殉職した我々の仲間は、先の東日本大震災での殉職隊員(陸2名、空1名)を含め、合計1,822柱(陸1,002柱、海396柱、空401柱、その他23柱)に及ぶが、このうち千葉県関係49柱の追悼式が、平成231022日、下志津駐屯地で執り行われた。

 夜来の雨も止んだ駐屯地の一角にある「(しずめ)白菊で整えられた式場で、儀杖、国歌斉唱の後、執行者保松高射学校長(兼ねて駐屯地司令)の「追悼の辞」にはじまる式典において、参集者は、御霊に哀悼の誠を捧げた。

          

 その参集者は、ご遺族
13家族15名に、県内選出の衆参両国会議員、県内地方自治体の長・議員、自衛隊各協力団体及び県内所在各部隊長及び下志津駐屯地勤務隊員等、約200名に及んだ。


     

             
 午前11時に開始された追悼式は、時間を超過したものの来賓者の献花に引き続き、陸海空各部隊代表として若い3人の自衛官の献花、最後に儀杖隊弔銃斉射で滞りなく終了した。

 
 千葉隊友会からは、山田会長以下、佐藤若葉支部長、櫻井稲毛支部長、土川花見川支部長、落合四街道支部員、豊嶋我孫子支部長、佐野柏支部長、増山白井支部長、根本佐倉支部長、津村印西支部長、鬼島八街支部長、内田八街支部員、秋重市原支部長、光吉香取支部長、朝日成田支部長、若梅山武東金支部長、幸治長生支部長及び日副会長が参加した。


             

 
 式典後行われた来賓全員での追悼会食終わりの挨拶は山田会長が行い、御霊からのご加護を念じ国防への一層の精進を誓い合い、行事は散会となった。

              

平成23年度 殉職自衛官千葉県追悼式