警察予備隊発足以来、任務遂行中、志半ばで殉職した我々の仲間は、先の東日本大震災での殉職隊員(陸2名、空1名)を含め、合計1,822柱(陸1,002柱、海396柱、空401柱、その他23柱)に及ぶが、このうち千葉県関係49柱の追悼式が、平成23年10月22日、下志津駐屯地で執り行われた。
夜来の雨も止んだ駐屯地の一角にある「鎮の庭」に白菊で整えられた式場で、儀杖、国歌斉唱の後、執行者保松高射学校長(兼ねて駐屯地司令)の「追悼の辞」にはじまる式典において、参集者は、御霊に哀悼の誠を捧げた。
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午前11時に開始された追悼式は、時間を超過したものの来賓者の献花に引き続き、陸海空各部隊代表として若い3人の自衛官の献花、最後に儀杖隊弔銃斉射で滞りなく終了した。
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平成23年度 殉職自衛官千葉県追悼式