12月3日(火)、冨田会長以下78名が参加して、第44警戒隊(峯岡山分屯基地)を研修し、航空自衛隊航空警戒管制部隊の現状及び役割について理解を深めた。
  研修には予定を大幅に上回る会員が参加、千葉県最高峰の愛宕山山頂付近に位置する峯岡山
分屯基地を訪問し、中部航空警戒管制団(入間)隷下の第44警戒隊の任務・役割・施設装備について説明を受けた。山ア一郎隊長の歓迎挨拶及び田島副隊長による概況説明の後、3個グループに分かれ、それぞれレーダー地区・運用局舎の見学及び体験喫食が順次行われた。
  庁舎地区から山頂のレーダー地区へ移動は坂道を15分程度かけて登坂、久しぶりの体力錬成にもなった(希望者はバス移動)。レーダー地区では女性3等空曹からレーダー設備の構造、また運用局舎では監視小隊の空曹から監視業務及び対領空侵犯措置任務などについて口頭及びビデオを使用しての説明を受けた。
  体験喫食は通常の喫食人員を上回る人数で押しかけたため3個グループに分けてハヤシライスを食し、久々の部隊食を味わった。途中、分屯基地の麓に所在する日本酪農発祥の地、「千葉県酪農のさと」に立ち寄り乳製品を購入するなど和気藹々の研修となった。折しも中国による防空識別圏設定が問題になっている時期の防空に関する研修会となり、大いに参考になった。


                      千葉県隊友会 25年度部隊研修

      首都圏防空・警戒の要、峯岡山レーダーサイトを研修