館 山 航 空 基 地 追 悼 式 参 加

平成28年11月17日(木)1115から、平成28年度館山航空基地追悼式が行われ、千葉県隊友会から河野会長、日向理事役(下総水交会長代理)、川村館山支部長、松浦・高橋・網代・黒川支部会員の計7名が参加しました。


 執行者は第21航空群司令鎌形義憲海将補。主な来賓は、金丸館山市長、南房総市・鴨川市・勝浦市の各市長代理。三沢県議会議員、榎本館山市議会議長他市議会議員13名、歴代群司令5名、海老原館空会会長、石川ボリューム会会長、自衛隊父兄会館山支部長等70名におよぶ多数の来賓の参加を得て盛大に執り行われました。

館山基地では昭和28年に海自航空部隊が初めて館山に開設されて以来、合計11柱が祀られています。追悼式終了後、新庁舎4階の会議室で会食が行われ、鎌形群司令から2件紹介がありました。1件目は30年前の昭和61年、航空事故で殉職した故田中2佐の長男・田中3佐が遺族として参列し献花したことで、故田中2佐は当時39歳。長男の田中3佐は10歳だったこと、それから30年が経ち田中3佐は親のあとを継いで海上自衛隊のヘリコプター・パイロットとして第25航空隊(大湊)で活躍しているということでした。

  2件目は、今年10月下旬に放映されたNHKのテレビ番組「ファミリーヒストリー」で、昭和42年に徳島で起きた館山基地所属ヘリコプターと徳島基地所属固定翼機S2-Fの衝突事故が紹介されたことです。殉職したヘリコプターの機長は福地2佐、その長男が現在NHKの大河ドラマ「真田丸」で後藤又兵衛役として出演している哀川翔氏で当時5歳。番組では館山基地の慰霊碑も紹介されました。

悲惨な事故を乗り越えて、遺族が新たな人生を切り拓いて活躍している明るい話題に参加者一同の心にひびくものがありました。
                           
千葉県隊友会会長 河野美登

 

   

[館山航空基地慰霊碑]