陸自高射学校長兼下志津駐屯地司令 藤田浩和陸将補は、10月21日(土)11時から下志津駐屯地体育館において平成29年度自衛隊殉職隊員千葉県追悼式を執行し、本年度、新たに3柱を加えた県殉職隊員52柱の御霊を慰霊した。

この中で、今年5月15日、北海道で緊急患者輸送(災害派遣)の任務に当っていた陸自連絡偵察機LR-2の墜落事故で殉職された4名の隊員のうち2名が千葉県出身で新たに御柱に加わり、ご遺族も参列された。

 式には、ご遺族及び墜落LR機所属部隊長である陸自北部方面航空隊長をはじめとする現役隊員に加え、来賓として森田健作千葉県知事、国会議員、県議・市議会議員、在葉部隊指揮官、最先任上級曹長、先任伍長、千葉県自衛隊協力会連合会、千葉県自衛隊家族会、千葉県自衛隊援護協力会、千葉県隊友会会員他が参列した。

 県隊友会から小渕会長・支部長等計22名が参列、殉職隊員を悼むとともに、現役隊員の弾道ミサイルなどに対する日々の警戒任務、海外任務、災害派遣及び教育訓練における無事をお祈りし、一人一人、献花した。

今年度は、台風21号の影響を受けた悪天候のため、例年、県隊友会で整備支援を行っている「鎮の庭」ではなく、駐屯地体育館で斎行された。

 続く追悼会食では、殉職隊員を偲びつつ、ご遺族と懇談した。


      
平成29年度自衛隊殉職隊員千葉県追悼式に参列 

































               藤田高射学校長 追悼の辞                   式場全景
                 森田県知事 弔辞                   小渕会長 献花
               代表隊員 献花                       弔 銃