第1空挺団長 戒田重雄陸将補は、1月13日(日)、晴天の下、10時から、習志野演習場において多数の市民、来賓が見守る中、平成31年第1空挺団降下訓練始め行事を実施した。

今年の降下訓練始めは、「日米空挺の絆」をテーマに、空挺団長と米陸軍部隊指揮官の降下を皮切りに開始され、地上展示は離島防衛のシナリオの下、空自の最新鋭輸送機C−2を含む5機の輸送機及び陸自のCH−47ヘリ編隊から、約200人の空挺団員並びに在アラスカ第25師団第4空挺旅団戦闘団及び在沖縄米陸軍第1特殊作戦群からも空挺の精鋭約80人が参加し、一度に50前後の落下傘が習志野演習場の空を覆って、日米の連携の絆と陸海空自衛隊の多次元統合防衛力をもって「領土、領海、領空は断固として守る」という気概をアピールした。

 地上では、16式機動戦闘車、10式戦車や陸自水陸機動団の水陸両用車「AAV7」などが登場し、ヘリボーン部隊及び水陸機動団による離島奪還の一連の流れを展示した。

 訓練終了後、隊員、米軍人及び岩屋毅防衛大臣、山田宏防衛政務官、千葉県選出国会議員、県・市議会議員、陸幕長、陸自中央即応集団司令官など来賓が一体になって野宴が行われ、岩屋防衛大臣は、訓練に参加した各部隊を巡り、隊員を激励された。

県隊友会から小渕会長以下、柚木習志野支部長、大和田八千代支部長、櫻井稲毛支部長など多くの会員が参加した。



              平成31年 第1空挺団 降下訓練始め