8月26日(日)、勝浦市で第39回九都県市合同防災訓練(千葉県会場訓練)が実施され、小渕隊友会長以下29名が千葉県からの案内により参観した。
本訓練は、千葉県、勝浦市及び公益財団法人千葉県消防協会が主催し、「相模トラフ沿いを震源とする大地震が発生し、勝浦市では震度6強を観測、強い揺れによる家屋倒壊などの被害が多数発生し、ライフライン機能も麻痺している。また、沿岸部では津波来襲の恐れも生じている。」との想定の下、救出救助などの実働訓練や避難所の運営訓練などが実施された。
会場が中学校のグラウンドと体育館が主体のため、孤立地域での被災者捜索及び物資の緊急搬送などは市内各所で分散し、同時に行われた。
メイン会場の中学校校舎屋上では東方ヘリ隊のヘリコプターから第1空挺団隊員のリペリング降下による救出作戦が行われ注目を集めた。また、高射教導隊による被災者捜索及び需品教導隊の炊き出し支援が行われた。
本訓練には、小渕会長の他、地元の夷隅支部から高橋支部長以下10名、近隣の山武東金支部から若梅支部長以下8名、市原支部から秋重支部長以下3名、安房支部から三好支部長以下3名、川村館山支部長、森本長生兼茂原支部長、金井市川支部長、県本部防災担当理事役が参加した。
訓練終了後、参加者は勝浦市役所に移動し、会議室で高橋夷隅支部長と同夫人のご尽力による大盛り海苔弁当会食を実施した。会食後段では、各支部長及び会員皆さんと意見交換をさせて頂き、千葉県との防災協定などについて、現地で7個支部の会員皆さんから直接有意義な意見を聴取することができ貴重な機会となった。
|