◆第31回9都県市合同防災訓練を研修
藤尾会長、冨樫事務局長、天草・小渡防災担当理事、秋重市原支部長以下会員4名及び佐藤木更津支部長以下会員36名、計44名は、9月1日、君津市小糸川漁港隣接地で実施された第31回9都県市合同防災訓練を研修した。今年度から相模原市が加わり9都県市(千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)の合同防災訓練となった。今回の訓練の特徴は、従来の訓練と比較し中越地震における山古志村を想定した山間孤立地域及び東京湾アクアラインにおける多重衝突を想定した救出・救護訓練を新たに加えたこと、各機関からヘリ15機、艦船等6隻を含む約8,000名が参加し、これまでで最大の訓練となったことである。

【研修所見(抜粋)】
@ シナリオが規模的に拡大・多角化し、時系列に沿って幅広く組立てられており防災活動全般に関する認識を深めた。
A 訓練は情報収集後の救出・救援活動が主体であり、研修主眼であった「災害情報収集活動状況の把握」については不十分であったが、住民による初期対応訓練、自助・共助段階の救出・救援活動等は今後自主防災組織内での会員個々の活動、各支部の防災協力活動等を考える上で参考となった。
B 研修参加者が過去最大の44名となり、会員の防災意識の高まりを感じた。