牡 丹
ぼたん

「人知れず 思う心は 深見(ふかみ)草 

花咲きてこそ
色に出でけれ」  加茂重保『千載和歌集』 

次第に深まりゆく
恋心。そして思えば思うほどつのる嘆き。・・・

昔の人は
そんな思いを深見草で表現しました。

牡丹は「百花の王」



立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花

作者プロフィール
小倉利之氏船橋)
千葉県隊友会会員
海上自衛隊
第211教育航空隊
平成9年退官

花の写真

第112回

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