百 合
ゆ り

多種自生する百合は、

初夏の高原で、また、山の辺
で出会う、草花の中で

その花の大きさ、色のあざやかさ
がひときわ目立ち、

それぞれに趣があり、多くの人に親
しまれている。


    夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は

    苦しきものぞ  万葉集の長歌

作者プロフィール
小倉利之氏船橋)
千葉県隊友会会員
海上自衛隊
第211教育航空隊
平成9年退官

花の写真

第187回

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