多種自生する百合は、 初夏の高原で、また、山の辺で出会う、草花の中で その花の大きさ、色のあざやかさがひときわ目立ち、 それぞれに趣があり、多くの人に親しまれている。
「夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は
苦しきものぞ」 万葉集の長歌
花の写真 第187回