さくら

桜は古来、わが国民の愛花であり、
わが国民性の表章であった。

敷島の 大和心 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花」 本居宣長

    昔は、夢といえば、はかないものの象徴でした。
そして人生も、
夢のように、かなわないものだと
捉えていたようです。

  古くから、人々にこよなく愛されてきた桜もそう。
夢のように、
はかなく咲いて散っていく姿を、
  自分たちの人生に重ねてみてい
たのでしょう。 

大和心は 「朝日に匂ふ 山桜花」 

作者プロフィール
小倉利之氏船橋)
千葉県隊友会会員
海上自衛隊
第211教育航空隊
平成9年退官

花の写真

第99回

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