じゃこうえんどう(スイートピー)
ひらひらと舞う蝶のような花、花に芳香があり、美しい透き通った花は色彩豊かで明るい感じがする。 色は、白、淡紅、紅、淡紫、紫、青、黄色がある。 淡紅は女性が好みそうです。イタリアのシシリー島原産で、ヨーロッパじゅうに広まった。 わが国へは文久の頃渡来した。茎は直立し、蔓の高さは3メートルにもなり、性状は、豌豆に似ている。 「数多の 色揺れて一つに スイートピー」 田中翠風
バラは、“花の女王”らしい存在感がある。 日本の四季咲きの種類は、春と秋に咲くのが多い、春のバラは、大輪でゴージャス、逆に秋は小ぶりながらも色鮮やかです。 バラは、西洋を連想させる花だが、現代の園芸品種のもとになったのは、意外にもアジアに分布する、8種の原種だそうです。 日本原産の、野茨、照葉野茨、浜梨である。バラの種類はほとんど無限と言って良いでしょう。 「薔薇の香 今行き過ぎし 人の香か」 星野立子
薔薇
ラン科の多年草です。 低地の山林中に生える。 高さは普通では約50センチぐらい黄色がかった鮮やかの緑色の広い披針形の数枚の葉が、茎を包むように交互に左右から生え。 そしてその上方に黄色い花をつけるが、花は上を向き、完全に開かない。 白い花の銀蘭と同じ山の中で咲き、黄色の花と対照的で、金襴と名付けられた。 「金襴や 降りて明るき 山の雨」 中牟田千代子
花の写真 第17回