なんてん

ナンテン(南天)は、漢名の南天燭(なんてんしょく)または南天子(なんてんし)の「南天」の部分を音読みしてものである。
 これが「難転」と同音
であるために昔からいろいろな縁起物に使われてきた。
 お正月の床飾りの植
物としてもしられている。
 困難が去って行くという意味からである。多くは
赤色であるが白色もある。 
 「実南天 二段に垂れて 真赤かな」
                富安風生

南天
 しゅうじょうぼく

 ポインセチアが皆さんの呼び名ですね、和名を書きますと猩猩木となります。

 この花を見ると、クリスマス近しという感じですね、赤と緑の組み合わせがいいですね。
 アメリカの駐メキシコ大使のポインセチア氏がメキシコで発見し、
アメリカに帰国後に紹介して広まった。
 いろいろな色が有り、今の時期に目を
楽しませてくれます。 
「ポインセチア ただ一行の 愛をこめ」 
                正木千

猩猩

シクラメン

 12月の家庭の花と言えば、クリスマスを考え、シクラメンとポインセチアが家庭の居間に、飾られているところを良く見かけます。
 シクラメンは花びらが炎のようで、篝火が燃えているように見えるところから、日本の植物学者が命名したのだそうです。
 正しくは、キクラメンと言う、ギリシア語で「渦巻き」から派生したものである。
 花の色は、紅色、白、ピンク、薄い草色等がある。形もさまざまである。  
「シクラメン 花のうれひを 葉に分かち」              久保田 万太郎
篝火花
作者プロフィール
小倉利之氏船橋)
千葉県隊友会会員
県隊友会理事
海上自衛隊
第211教育航空隊
平成9年退官

花の写真

第24回

会員のぺージへ