そば
蕎麦の花 ![]() |
夏蕎麦と秋蕎麦があり、一面ピンク色の花は、秋蕎麦になる香りがあると聞いていたが、香りは余り感じられなかったが、初秋に花が咲き、晩秋には実を結ぶそうである。 冬には、石臼で引いた、造りたて、茹でたてが、楽しみである。 初秋の頃、白または淡紅色の小花を房状につける。 花後に黒い皮をつけた、三菱形の果実を結ぶ。 「雁や けふはなやぎし 蕎麦の紅」 石田 波郷
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むらさきしきぶ 紫式部 ![]() |
源氏物語」の作者、紫式部の名を冠した植物、6〜7月に葉の付け根ごとに淡紫色の花をつける。
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のぶどう 野葡萄
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白緑色から赤紫の実まで、とりどりの色の乱舞が賑やかである。山谷のいたる所に自生する。 巻きひげを伸ばし他の物に絡みつく蔓性多年草で、夏には緑色の小花つけるが目立たない。花径は3ミリ程度、花弁は5枚である。 秋、小さな球状の果実を結ぶ。一房の中に白緑色、淡紫色、瑠璃色、赤紫色とさまざまの色の実があり、人々の目を楽しませる。食用にはならず、多少有害とする説もある。 「野葡萄の むらさきあはき 思いかな」 島谷 征良 |
花の写真 |
作者プロヒール 小倉利之氏(船橋)
千葉県隊友会会員 県隊友会理事 海上自衛隊 第211教育航空隊 平成9年退官 |