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令和5年 新年のご挨拶


  明けましておめでとうございます。

千葉県隊友会会員の皆様、特別会員の皆様、県内自衛隊各部隊等の皆様、また関係諸団体の
皆様におかれましては、健やかな正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。

 昨年は、新型コロナ感染が波状的に蔓延する中で、入国者制限の撤廃や全国旅行支援を
通じて経済等活動が再稼働始めるなど、ようやく脱出の兆しが見えました。
また、MLBエンゼルスの大谷翔平選手や将棋の藤井聡太5冠の活躍、トップアスリート
活躍も国民に大きな感動と勇気を与えた1年でもありました。

 一方でロシアによるウクライナ侵略や中国の軍事増強、北朝鮮の相次ぐミサイル発射など、
民族、宗教、国境等による混乱や紛争が絶えません。紛争は、宇宙、サイバー、電磁波など
の領域まで広がり、自衛隊を取り巻く環境は最悪の状況です。

 これら新領域における対応が急がれ、更なる防衛力の強化が望まれるところです。

各種災害派遣や自衛隊大規模接種センター運営は、大きな成果だと思います。県内の各駐屯地
・基地においても、諸行事等が、少しずつではありますが、復活しつつあり、自治体との連携や
住民との交流もようやく始まったようです。

これら、困難な環境下での自衛隊の各種活動については、OBとして大変心強く、誇りに
思います。

 

 千葉県隊友会の活動に目を転じますと、喫緊の課題は「新規の会員募集」、いわゆる会勢
拡大にあります。
コロナの影響や自衛官の定年延長などの影響でここ2〜3年新会員は激減の状況です。今年は、
千葉地本、各部隊との連携を図りつつ、退職・退官をされる現役の皆さんに隊友会の活動の
ご理解をいただけるよう努力をしていきたいと思います。

 最後に、新型コロナ感染は、再び増加傾向にあり、予断を許さない状況だと思います。

このような環境の中においても、『隊友会は、防衛省・自衛隊の活動をサポートし、県民と
自衛隊の懸け橋』
になれるよう、細心の注意を払いながら、一意専心努力をしていきたいと思います。

改めて皆様のご活躍を祈念し、新年のご挨拶と致します。
                                 令和5年 元旦
                             公益社団法人 千葉県隊友会
                                会長  神原誠司 拝