安達主査からは、県内各地に10個所の防災備蓄倉庫があり、その備蓄品は、市町村の備蓄品を補完するものである。そのため県は、有事、市町村に備蓄品を払い出すことになる。その際、市町村からの支援要請を待たずに県から積極的に物資を押し出す要領(プッシュ型支援)を行うとしていて、それを可能にするため、トラック協会や倉庫協会と協定を結び、有事の際の輸送力及び他県からの支援物資の保管を含めての保管倉庫の確保に努めているなど説明があった。
この他に葛南備蓄倉庫(船橋市高瀬)や山武備蓄倉庫(東金市油井)を近傍支部会員で研修・見学しており、有事、県隊友会のボランティア活動として、備蓄品の払い出し等の支援ができるか、今後、検討していく。
研修終了後、千葉県西部防災センター(風水害や地震の体験、応急救護、避難、消防等を体験・学習できる施設)を見学し、震度6強の地震を体験した。
千葉県西部防災センター備蓄倉庫を研修