藤原松戸支部長及び満薗沼南支部長をはじめとする両支部等会員13名は、11月30日(木)、10時から約1時間、松戸市松戸に所在する千葉県西部防災センターに併設されている千葉県防災備蓄倉庫を研修した。
  千葉県庁防災危機管理部危機管理課安達主査の案内・説明で、倉庫内に備蓄されている食糧、毛布、簡易トイレ・入浴セット・浄水機、防水シート、簡易炊事具、灯光器、発電機、日用品などの保管状況を確認した。
  会員からは、備蓄品払出し時の車両運行方向、積載手順、保管場所からトラック積載場所までの搬出要領、市町村備蓄品と県備蓄品の関係・位置付け・互換性、発電機等の定期点検間隔・要領など活発な質問が出た。

  安達主査からは、県内各地に10個所の防災備蓄倉庫があり、その備蓄品は、市町村の備蓄品を補完するものである。そのため県は、有事、市町村に備蓄品を払い出すことになる。その際、市町村からの支援要請を待たずに県から積極的に物資を押し出す要領(プッシュ型支援)を行うとしていて、それを可能にするため、トラック協会や倉庫協会と協定を結び、有事の際の輸送力及び他県からの支援物資の保管を含めての保管倉庫の確保に努めているなど説明があった。

  この他に葛南備蓄倉庫(船橋市高瀬)や山武備蓄倉庫(東金市油井)を近傍支部会員で研修・見学しており、有事、県隊友会のボランティア活動として、備蓄品の払い出し等の支援ができるか、今後、検討していく。

  研修終了後、千葉県西部防災センター(風水害や地震の体験、応急救護、避難、消防等を体験・学習できる施設)を見学し、震度6強の地震を体験した。


        千葉県西部防災センター備蓄倉庫を研修