隊友千葉だより 平成22年7月号 千葉県隊友会事務局

【館山支部:佐藤正久参議院議員講話】 【四街道支部:陸幹部学校鈴来(き)1佐講話】 【印西支部:支部創立後、初の総会開催】
【木更津支部:浜田元防衛大臣講話】  【山武東金支部:よさこいソーラン踊り】      【東葛連合:櫻木松戸駐屯地司令祝辞】

 今年に入り、四街道支部(1月11日開催)を皮切りに千葉美浜(3月14日)、千葉稲毛・館山(5月15日)、市川(5月22日)、木更津・八街(5月29日)、山武東金(6月4日)、大日精化(6月20日)、印西(6月26日)、白井(6月27日)及び東葛地区支部連合会(7月4日)の各支部等は、それぞれ支部長等を核心として支部の規模、地域の特性を生かし、かつ地元部隊・協力団体等と一体となった総会等を開催した。
 まず、総会では、各支部の前年度活動報告・決算及び今年度活動計画・予算・支部組織等を審議・決定し、防衛講話では、現役自衛官、国会議員、OBの方々を講師に迎え、協力団体等の皆様を含んで聴講し、安全保障・政治情勢等に関する認識を深めた。また、支部地域に所在する自衛隊部隊から部隊長及び各級指揮官等を、また地元国会議員・県議・市議、協力会等の皆様を来賓に迎え、地元の友舞会によるよさこいソーラン等各種イベントを盛り込み趣向を凝らした意見交換会を実施し、会員の親睦を深め、併せて来賓の皆様に隊友会活動の一端を知って頂き、ご理解を得るとともに協力をお願いした。

◆各支部、地域の特性を生かし総会・防衛講話及び意見交換会を開催

 大日精化工業(梶j成田製造所は県内唯一の職域支部であり、昭和61年9月に会員49名をもって結成され、来年25周年を迎える。同社は、一部上場の優良企業であり、成田製造所は昭和38年9月に開設、主にプラスチック用着色剤並びに導電性及び難燃性製品の製造を行っている。昭和42年に任期制隊員の採用が始まり、会社のご理解と先輩OB隊員の努力により逐次増加し現在では89名の会員が在籍し、社員数の4割を占めている。総会においては、川奈支部長挨拶
に続き21年度事業・決算報告、22年度事業計画・予算を全会一致で議決し、引き続き新入会員2名の歓迎会を県から藤尾会長、会社から代表取締役専務山ア氏、人事担当三津田氏、製造所長野田氏及び各部長の参加を得て盛大に実施した。手品ショー、ビンゴゲームで盛り上がり、全員で恒例の「同期の桜」「靴が鳴る」を唱和し盛会裏に終了した。この間、自衛隊音楽まつり、米国派遣射撃の紹介ビデオ放映により自衛隊在職時の思い出に浸った。

◆大日精化職域支部、総会及び新入会員歓迎会を開催

◆平成22年度第1回理事会・支部長等会議開催

                【藤尾会長挨拶要旨】
1 本日、議題にもあがっている「防災ボランティア」は、今後、特に力を入れたい。
2 名簿管理において残念ながら県本部の名簿と各支部長が掌握されている内容に未だ差異が散見される。これを是正するため各支部名簿の在籍確認をお願いするので宜しく。相互に協力して名簿を最新の状態に維持したい。
3 支部活動活性化のため会員1名あたり50円を助成しているが、今回これに今年度本部総会のための議決権代理行使手続き用に配分された金額1名当たり30円を加えて,合計1名あたり80円を全支部に配分した。加えて支部総会を実施した支部には出席会員1名あたり300円を、また寄付依頼状を手配りしたした支部には1部あたり40円を助成した。郵便で80円、メール便で65円弱かかるので手配り組織を充実され支部資金の確保と支部会員の掌握に努めて頂くとともに、なけなしの助成金を支部活性化のため有効に活用されたい。
4 今後、公益法人化されても隊友会の活動の基礎は支部にある。各種行事の実施を通じて血の通った組織となるよう努力してほしい。
5 公益法人化には問題点もあるが、その良い点を伸ばして、魅力化を図って行きたい。
6 館山支部長も言われたように各支部は県から何をしてもらうかではなく、県のために何ができるかを考えて前向き・活発な活動をお願いする。

平成22年度第1回理事会・支部長等会議は、7月2日(金)、千葉市生涯学習センターにおいて理事等21名、支部長等31名が参加して開催され、会長挨拶に引き続き県本部から提議した下記の項目について報告及び審議した。その概要は、以下のとおり。

第2回グランドゴルフ大会を開催した。好天に恵まれ、好スコアが続出し、優勝スコアは19ホール、パー57のところ、41であった。また、支部の理事が各職務を担任し、スムーズな大会運営を行い、好評であった。本大会は、自衛隊と市民のかけ橋となる意義を十分果たし、盛会のうちに終了した。次回は11月に実施する予定である。【四街道支部】

◆四街道支部、グランドゴルフ大会開催

 支部は、5月30日(日)陸自松戸駐屯地の草刈作業支援を会員11名が参加し、約3時間をかけて終了した。
 同支援は、「部隊・隊員の雑作業を少しでも軽減し、本来の訓練・業務に専念して貰う。」ことを主眼として一昨年から実施している。雑草の繁茂する4月から9月にかけて毎月又は隔月に駐屯地正門沿いの外柵と共済組合住宅跡地の雑草をエンジン付草刈り機を駆使して刈り取っている。
 最近は、通りかかる現役隊員から「ありがとうございます。お世話になります。」と声をかけてもらえるようになり、感謝されている。
 ささやかな活動ではあるが自衛  隊に対する協力や地域社会に対する貢献の輪が少しづつでも広がっていけばと思っている。【松戸支部】
◆松戸支部、恒例の草刈作業奉仕活動実施

引き続く意見交換会は、榛葉防衛副大臣をはじめとする多数の来賓を迎え受賞者30名を含む220名が出席して盛大に実施された。なお、本総会に必要な議決権の県会長への委任について協力(回答)を頂いた成田、松戸、印西、四街道、千葉中央、花見川、香取、我孫子、習志野、市川及び大日精化の各支部には感謝申し上げる。総会資料は事務局にあるので希望者 はご連絡を。

 平成22年度県隊友会長等会同・定期総会・式典・意見交換会は、6月23日(水)、グランドヒル市ヶ谷において開催され、県本部から藤尾会長、山田副会長及び冨樫事務局長の3名が出席した。県隊友会長等会同では、「総会上程議案の説明」、「22年度要望書」、「22年度拡大公益事業」、「隊友会創立50周年記念事業準備状況」、「研究事業(会勢の拡大、収益事業)」等の説明が行われた。定期総会では9個議案(21年度事業報報告・同収支決算、22年度事業計画・同収支予算、公益社団法人隊友会定款(申請用)・同新規則類(申請用)の一部修正、22年度事業計画(申請用)、同収支予算(申請用)、役員改選)について賛成多数で可決された。式典では、本県から推薦した以下の方々が表彰された。(敬称略)
部外感謝状贈呈:田邉秀行(全日本管財且ミ長)、部内表彰(個人):山本政郎、後藤淳一郎、本間好道山田正二、土屋富男、後藤英二 
【冨澤副会長代読式辞】

◆平成22年度(社)隊友会定期総会等終了

1 「防災ボランティアのあり方」検討の進展状況
 県本部内に防災活動について検討するプロジェクトチームを編成し、「自衛隊及び地方自治体の防災施策に対する協力のあり方を明らかにする」ことを目的に活動してきた。今後、「災害情報通報態勢の整備」等、実現可能なものから実行に移していく。また、防災ボランティアの県内のパイロット支部である山武東金の若梅支部長及び市川の永井支部長から現状報告が行われた。
2 部隊研修(第1ヘリ団)について:別記記事参照。
3 平成22年度隊友会定期総会等結果報告:別記記事参照。
4 会費納入と新聞配布状況及び懸案事項
 昨年11月、22年度の会費及び会運営協力費の納入をお願いした。その結果は次のとおり。
◎会費:年度会員総数628名中417名(66%)が納入
◎会運営協力費:対象者総数1344名中631名(47%)が納入。
 なお、会費・会運営協力費納入と新聞配布は連動しているので新聞購読者は会費納入を。
 適切な名簿管理は、会運営の基本であり、各支部名簿の在籍確認を実施するので協力を。このやり方について、実施の困難性等各種意見が出されたが当面、提案した様式・方法で行うことになった。また財務基盤安定のため、75歳以上会員の会運営協力費のあり方(年齢引き上げ、あるいは年齢制限撤廃等 )について提議した。
5 「ああ特攻」勇士之像 奉納にあたってのご奉賛
 (財)特攻隊戦没者慰霊平和祈念協会は、特攻隊員の英霊に関する様々な事業を行っているが、その一つに全国各地の護国神社に順次「ああ特攻」勇士之像を奉納申し上げるという事業がある。本県でもこの事業に協力すべく千葉県特攻勇士之像建設実行委員会(委員長 臼井日出男氏)が千葉県護国神社境内に本像を建立奉納するための台座及び建立地周辺整備事業費の奉賛を募っている。千葉県隊友会としても隊友会の目的達成のための事業の一つである「殉職自衛官及び戦没者の慰霊顕彰を行う」という趣旨に則り、隊友会事業として実施することを提議し、承認された。8〜9月以降、皆様にご奉賛のお願いを送付するのでご協力を。 集まった浄財は千葉県隊友会から実行委員会に一括納入する。

 ◎目的:陸上自衛隊中央即応集団隷下の第1ヘリコプター団を研修して、任務・現状及び最新装備等について認識を深める。
 ◎時期:平成22年11月中・下旬(中央式典、APEC終了後)
 ◎研修者:隊友会員及び特別会員を含む一般市民、一般市民を優先
 ◎研修者数:100名を上限(現地の受け入れ可能状況等を勘案)
 ◎研修項目:概要説明、装備品展示・説明、体験搭乗、体験喫食
 ◎管理事項:駐屯地への移動は私有車及び列車(自弁)、但し、木更津駅からの移動は部隊の支援を受ける。
 500円(体験喫食代375円を含む)/1人を徴収 、 研修間、近傍支部の支援を受ける。
9月上旬、1次募集として各支部毎、支部会員数の3%を基準に募集する。100名に満たない場合、募集枠の再配分を行い2次募集を行う。

◆部隊研修(第1ヘリ団)実施大綱決定、多数の参加を。

◎在葉駐屯地・基地の夏祭り 
 千葉県隊友会ホームページにも掲載しておりますが、在葉駐屯地・基地の夏祭り(盆踊り大会)が以下のとおり開催されます。会員の皆様 もご家族・知人をお誘いの上、近くの会場にお越し頂き、地元部隊の夏祭りを盛り上げて下さい。
 空自木更津基地:8月4日(水) 陸自木更津駐屯地:8月5日(木)、予備8月6日(金) 陸自下志津駐屯地:8月4日(水)、予備8月5日(木) 陸自習志野駐屯地:8月7日(土)及び8日(日) 陸自松戸駐屯地:8月4日(水)、予備8月5日(木)
◎千葉県隊友会本部事務所には今年度末まで以下のとおり勤務します。 勤務時間は、概ね1000〜1500です。  
   月・金曜日:内田理事     火・水曜日:土屋理事     木・土・日曜日:閉鎖
  TEL:043−306−2095   FAX:043−306−2096    E−mail:chibataiyuu@angel.ocn.ne.jp
◎訂正とお詫び  
 本紙5月号で今年度の会運営協力費(寄付)納入対象者は、「昭和10年4月1日以前生れの方」と記述しましたが正しくは「昭和10年4月1日以降生まれの方」です。訂正してお詫び申し上げます。

◆事務局からの連絡事項

    【藤尾会長挨拶、冨樫事務局長議案説明、審議風景】