平成24年10月6日(土)陸上自衛隊下志津駐屯地に於いて平成24年度自衛隊殉職隊員
千葉県追悼式が執り行われました。
追悼式は、千葉稲毛・四街道支部隊友会会員による清掃、木々の剪定などのご奉仕に
より清められ金木犀の馥郁たる香りが漂う『鎮めの庭』で高射学校長兼ねて下志津駐屯地
司令掛川壽一陸将補により執行されました。
![]() 追悼の辞を述べられる掛川高射学校長 |
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![]() 儀仗兵に守られた祭壇 |
![]() 献花する隊友会会長 |
本式典には、在葉部隊長はじめ多くの現職自衛官、衆議院議員、副知事。 県議会議員、
市長、市議会議員、父兄会会員及び隊友会会員が参列しました。
ご遺族17名の方々の今尚癒える事の無い心情が少しでも安らぐこと及び46名の御霊の
安らかならんことを祈念しました。
追悼の辞が、執行者、副知事及び千葉県父兄会長の順に述べられました。
その後参列者皆が献花しました。
21発の弔銃は鎮めの庭に集まったご英霊に届いたことでしょう。
石井遺族会会長の謝辞が述べられ、追悼式は厳かにして粛々とした中で終 しました。
ご遺族とご一緒に記念写真を撮りました。
追悼会食では、先ず現役隊員を代表して海上自衛隊教育航空集団司令官小野原正信
海将のご挨拶の後、千葉県隊友会会長及び奥野衆議院議員も挨拶しました。
隊友会長は、我が国を取り巻く防衛事情、特に領土保全に絡む尖閣問題が 発生しており、
これに対処するため防衛大綱に則った動的対処行動が大事であるので、これまで以上に
現役自衛官には厳しい訓練が要求されており、志半ばにして殉職された46名の英霊の
尊い足跡を無にすることなく厳しい訓練に精進して国民の負託に応えて頂きたいと激励すると
共に、御霊のご加護があることを祈りますと挨拶しました。
平成24年殉職自衛隊員千葉県追悼式