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平成二十五年 会長交代御挨拶 | |
私は、山田正二前会長の後任として会長に就任いたしました冨田稔です。身に余る重責ではありますが、微力を尽くす所存でありますので、山田会長と同様のご支援ご鞭撻を賜りますよう、お願い申上げます。
千葉県隊友会は、昭和34年に自衛隊退官者を中心とする任意団体として結成され、全国組織である「隊友会」が社団法人として発足したのにともない社団法人隊友会千葉県隊友会となりました。それ以来約50年間、“防衛意識の普及”や“自衛隊・自衛隊員に対する支援”等、退官自衛隊員ならではの活動が進められてきました。現在の千葉県隊友会は、この永年にわたる諸先輩の活動の上にあります。 千葉県隊友会は、平成23年に行われた隊友会の公益社団法人化にともない公益社団法人隊友会千葉県隊友会となり、現在、千葉県内に35個支部、3千数百名の会員を擁して、公益事業となった諸活動に新たな気持ちで取り組んでいるところです。 公益社団法人隊友会の目的は「国民と自衛隊とのかけ橋として、相互の理解を深めるとともに、防衛意識の普及高揚に努め、国の防衛及び防災施策、慰霊顕彰事業並びに地域社会の健全な発展に貢献することにより、我が国の平和と安全に寄与し併せて自衛隊退職者の福祉を増進すること」であります。この目的を具現するため、千葉県隊友会は、安全・安心に関わるテーマでの講演会等の開催、地域の防災に協力する活動や防災ボランティア活動、国のために準じた戦没者や殉職自衛隊員の慰霊・顕彰など退職自衛隊員としての特性を活かした多彩な公益活動のほか、会員相互の親睦行事なども行っています。 しかしながら、千葉県内の退職自衛官の力はまだまだ十分には活かされているとはいえません。今後とも、その活力を掘り起こし会勢の充実・強化に務めつつ、公益目的事業のより一層の実効性向上に努めてていく所存です。 協力諸団体の皆様、地域の皆様に引き続き御理解と御協力をお願いするとともに、支部長はじめ各支部会員皆様の意義ある活動の継続並びにより多くの退職自衛官方々の隊友会活動への参加を期待して、新任の挨拶といたします。 |